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セパレートキッチンが人気なワケ
最も作業効率がいいと作られたのがL型キッチンですが、
さらに突き詰めたものがセパレートキッチンになります。

積水ハウスで行われた検証結果では

以下の成績があげられています。

・移動距離８％　短縮
・調理時間５％　短縮

メリットとしては以下の４つ

1.料理中の体の移動が少ない
作業効率アップが実現できる
理由は体の移動が少なく、

振り返るだけでシンクとコンロ
の両方を使うことができるからです。

コンロとシンクの両方から近い位置に
冷蔵庫を配置できるのもメリットです。

シンクが飛び出して配置される分、
壁付きで設置される部分も短くなり

冷蔵庫への距離が短くなります。
振り返りだけですむという動作の少なさと、

三角形に配置されたコンロ・シンク・冷蔵庫は
効率的な作業を実現してくれます。

2.見た目がオシャレ
壁付きのキッチンと違って奥行きが出ますから、
見た目が今風になるのも

セパレート型キッチンのメリットです。

飛び出したシンクが目隠しになりますから、
壁付き部分も目立たず、

急な来客時にもあわてずにすみます。

３.狭いスペースでも設置が可
狭いスペースで設置ができるのは、
セパレート型キッチンのメリットです。

とはいえ

「アイランドキッチンと比較すると」
という条件付きです。

壁付きに配置したⅠ型やL型と比べると
広いスペースが必要になります。

４．収納場所を広くとることができる

飛び出しているシンクの下を
収納スペースに使うことができるのも、

セパレート型キッチンのメリットです。

続いてデメリットを見ていきましょう。
下記の３つがあげられます。

1.床が汚れやすい
コンロとシンクが離れているため、
その間の通路が汚れやすくなる。

2.価格が非常に高い
形も複雑で使用している部材も多いため、
I型やL型キッチンと比較しても
価格が高い。

3.設置するのに広いスペースが必要
アイランドキッチンよりかは狭いスペースで設置できるが、
広いスペースを必要とします。これが最大のデメリット
と言えるでしょう。

その分、

収納場所が広いというメリットはありますが、
飛び出したシンクの上部はデッドスペースになりますから、
配置が効率的とはいいづらいのです。

まとめ
セパレート型キッチンは人気が急上昇中で、
リノベーションの現場でも要望が多いレイアウトです。

作業効率も良ければ、
見た目もオシャレです。

広いスペースが取られることが問題とはいえ、
アイランドキッチンと比べると狭いスペースでも実現可能です。

導入前にはショールームなどで
実際にセパレート型キッチンに触れることをおすすめします！