山形県産の見事な金山杉の質感と陽の光、ご家族の思い出の品が温もりを演出するリビング。カーテンの向こう側では、奥様が趣味の吊るし雛をつくっています。子育てを終え、これから先、いずれ身体に負担がかかる段差や水廻りを安心して住まうことができるようにとリフォームしました。家族の歴史がたっぷりつまった家のイメージを変えない、今までの暮らし方をそのままに、素材を生かし形にする調和を大切にしました。これからはじまる、夫婦中心のセカンドライフに向けて、そして、子供たちが遊びにくると、新しい賑やかな団欒がはじまります。